テクニカルショットの特徴
遠くのボールを拾うことができるアクション。
タイミング良く使うことができれば、エナジーを20%回復することができる。
ただしタイミングが悪いと、逆にエナジーを消費したり、空振りして失点する場合もある。エナジーの消費は、タイミングが悪いほど多く消費してしまう。
テクニカルショットは、前後左右の4方向に使うことができる。
テクニカルショットの球種は向きによって3パターンあり、前テクニカルがドロップ、横テクニカルがスライス、後ろテクニカルがフラットとなる。
一部のキャラクターでは、特別な球種になっている場合もある。
キャラクター | 前テクニカル | 横テクニカル | 後ろテクニカル |
---|---|---|---|
通常 | ドロップ | スライス | フラット |
カロン | ドロップ | スライス | チャージロブ |
ファイアパックン | マックスチャージトップスピン | マックスチャージトップスピン | マックスチャージトップスピン |
ほねクッパ | ドロップ | マックスチャージスライス | フラット |
テクニカルショットは、発動前であればチャージキャンセルでキャンセルすることができる。
またテクニカルショットの方向を入力後でも、発動前であれば別の方向のテクニカルショットの入力で方向を上書きすることができる。
ただし、すでにテクニカルショットが発動してしまった場合はキャンセルおよび上書きはできない。
エナジー0%時のテクニカルショット(ゼロテク)
エナジーが0%の時にテクニカルショットが打たれると、チャンスボールをあげてしまう。
これは、発動時にエナジーが少しあっても、テクニカルショットによりエナジーを消費して0%になった場合もゼロテクとなりチャンスボールになる。
ゼロテクになってしまうととても不利な状況になってしまうため、エナジーには余裕を持ってテクニカルショットを使おう。
小ネタ テクニカルショットの硬直
テクニカルショット後は28Fの硬直がある。硬直時間は覚えなくて良いが、テクニカルショット後は硬直が存在することが良く覚えておこう。
例えばネット前でテクニカルショットをした場合は硬直中にショットを返される危険もあるため、その時は加速などで硬直の時間をカバーしよう。
キャラクターによるテクニカルショットの性能差
テクニカルショットの性能は、キャラクターにより多少異なる。
ショットの性能
テクニカルショットから打たれるスライスなどのショットの性能は、キャラクター性能に依存している。
例えば、スライスが速いキノピコなどは相対的に横テクニカルショットも速くなるため強力。
反対に、スライスの遅いクッパなどは相対的に横テクニカルショットが遅くなるのでチャージショットで返されやすい特徴がある。
テクニカルショットの範囲
テクニカルショットの届く範囲は、キャラクターによって異なる。
例えば、テレサのテクニカルショットの範囲はとても狭く、遠くのボールに届かない場面が多い。
反対に、クッパJr.のテクニカルショットの範囲はとても広く、遠くのボールでも簡単に届く。
またブンブンのように、前後のテクニカルショットの範囲は狭いが、左右のテクニカルショットは広いなど、前後左右で範囲が異なるキャラクターもいる。
残念ながらテクニカルショットの範囲は可視化できないため、感覚で覚えるしかない。
小ネタ テクニカルショットのスピンの向き
テクニカルショットのスピンの向きは、テレサ以外は持ち手に関わらずキャラクターよって左側へ曲がるか右側に曲がるかが固定されている。
左側へ曲がるパターン | ||
---|---|---|
テクニカルの方向 | 右利き | レフティ |
左 | ||
右 |
右側へ曲がるパターン | ||
---|---|---|
テクニカルの方向 | 右利き | レフティ |
左 | ||
右 |
テレサのみ、レフティにするとスピンの向きが変わり、テクニカルショットの向きによってもスピンの向きが変わる。
横テクニカルの方向 | 右利き | レフティ |
---|---|---|
左 | ||
右 |
通常のキャラクターは小ネタのため覚える必要はないが、テレサでは重要な知識のため、テレサを使う場合は覚えておいて損はない。
テクニカルショットのテクニック
テクニカルショットには様々なテクニックが存在する。ここでは、テクニカルショットを使用したテクニックを紹介する。
テクニカルいなし
テクニカルショットはマックスチャージショットやスマッシュに対して使用することで、ある程度いなして返球することができる。そのため、マックスチャージスマッシュなどによる吹き飛ばされる距離や硬直時間を抑えることができる。
テクニカルショットの方向関係なくいなすことができるため、いなす自信がない時や届かない時はテクニカルショットでいなしていこう。
スマッシュポイント消し
テクニカルショットによる返球はほとんどの場合、相手コートにスマッシュポイントを出現させない。
スマッシュを連打されている時に、テクニカルショットで返すことにより相手のスマッシュの連打を途切れさせることができる。
細かいが重要なテクニックなので、覚えておくと良い。
置きチャージ
相手のショットコースを先読みして、早めにチャージショットを開始することテクニックを”置きチャージ”と呼ばれている。
ショットコースの読みが外れた場合は、テクニカルショットでカバーする。
テクニカルショットが成功することもあるため、チャージショットとテクニカルショットの両方のパターンでエナジー回復が狙える強力なテクニック。
どのキャラクターでも使え、どのプレイヤーも使っているテクニックなので、ぜひ実践に導入していきたい。
テクニカルブロック
テクニカルショットでブロックすることも可能。
その場合ラケットに当たる直前でショットボタンを押せばブロック成功になる。球種はテクニカルショットに依存するため選べない。
加速を使用していないため、ブロック成功によるエナジー回復ができる。ただし、テクニカルブロック自体にエナジーを少し消費するため、30%弱の回復となる。
ただしラケットに当たる時にエナジーが0%だった場合は、ゼロテクのためブロックの成功・失敗に関わらずチャンスボールになってしまう点は注意。
テクニカルブロックの最大のメリットはスペシャルショットの追加効果を消せるというところ。
エナジーを回復しつつ、吹き飛ばされないで返球できるためカウンターにつなげることができる。
上達するためには、確実に習得したいテクニックだ。
ちなみに、後述するファジーテクニカルと組み合わせることでテクニカルショットの範囲に入れやすくなる。テクニカルブロックを狙う際はファジーテクニカルを組み合わせよう。
ファジーテクニカル
テクニカルショットが発動前であれば方向を上書きできる仕様を利用したテクニック。
Rスティックを一方向に傾け、ショットが返ってきた時にRスティックを回すように入力すると半自動でテクニカルショットを決めることができる。
これは、テクニカルショットが範囲に入っていた場合はそのまま発動し、テクニカルショットが範囲外だった場合は違う向きのテクニカルショットに上書きされることで起きる。
また、範囲に入っていない場合であればチャージキャンセルでテクニカルショット自体をキャンセルできるため、オープンスペースにドロップを打たれた時はテクニカルショットをキャンセルして対応しよう。
下の動画では、Rスティックを前に倒しっぱにしていて、別の方向にボールが来たらその方向にRスティックを傾けてテクニカルショットを決めている。
ちなみにファジーとは「曖昧な」という意味で、直訳すると「曖昧(な方向)にテクニカルショットを打つ」ということになる。
弱テクニカル
テクニカルショットでラケットにボールが当たる瞬間、ブロックの時と同様にショットボタンを押すとショットが緩いテクニカルショットを打つことができる。
ブロックと同様、ショットボタンの連打では成功せず、チャージモーションが入っても成功しない。
体勢を立て直す時間稼ぎに使ったり、ボールがふわっと打ち上がるので背の低いキャラクターの頭上を飛び越すように使うことができる。
弱点として、タイミングを誤るとショットが遅くなるのでマックスチャージで返されやすくなってしまう。
使い所は難しいが、強力な防御テクニックのためぜひとも習得したい。
マックスチャージテクニカル
ほぼファイアパックンとほねクッパ専用のテクニック。
チャージの効果はテクニカルショットにも反映され、チャージする程テクニカルショットの球速が速くなる。
ただしテクニカルショットの球種は固定のため、チャージドロップやマックスチャージスライスになることはない。
チャージすれば速くなるとは言ったものの、その効果は微々たるもので通常のキャラクターではわざわざ狙うものではない。
しかし、ファイアパックンとほねクッパはマックスチャージのテクニカルショットが元々打てるため、マックスチャージをしてテクニカルショットをすることでその効果を大きくすることができる。
ファイアパックンやほねクッパを使用する場合は、ぜひ覚えたいテクニックだ。
テクニカル透かし
テクニカルショットはボールが遠すぎる以外にも空振りになるパターンがある。
相手のテクニカルショットの空振りを狙うことを”テクニカル透かし”と呼んでいる。
テクニカル透かしはテクニカルショットの対策にとても重要なため、慣れてきたら狙ってみよう。
ミドルショット・曲がるショット
テクニカルショットは、自分に近すぎるボールは取れない仕様がある。
これを利用して、ミドルショットや曲がるショットで相手キャラクターの近いところにショットを打つことで相手のテクニカルショットの空振りを狙うことができる。
一見反対側に打たれたように見えるため、多くのプレイヤーはつい横テクニカルショットを打ってしまう。
通常のラリーにミドルショットやトリッキータイプであれば曲がるショットを混ぜて相手を惑わせよう。
高いボール
テクニカルショットは高いボールを取ることができない。
これを利用して、トップスピンや弱テクニカルなどでボールの位置が高いショットを打つことでテクニカルショットを透かすことができる。
対策として使うのはもちろん、自分がテクニカルショットを使う時は高いボールで空振りしないように気をつけよう。